宇都宮では餃子は家庭料理と言うよりもいろいろなお店の餃子を外で食べるのが一般だと以前に宇都宮に住んでいた友人から聞いたことがあります。それくらい様々な種類のある宇都宮餃子ですが、今回は宇都宮インター付近の古民家に本店を移転したという宇都宮餃子のお店「さつき」の徳次郎本店に行ってみました。
宇都宮餃子さつき徳次郎本店
お店の場所
お店は、日光宇都宮道路の徳次郎インターから数百メートルのところにあります。私たちは、東京から東北自動車道で行き、宇都宮ICで一旦高速を降りましたので、徳次郎インターまでは行きませんでしたが、宇都宮 ICからも数キロメートルの距離にありました。
お店の外観
駐車場は広い通り沿いにあるのですが、お店は駐車場から数百メートル中に入ったところにあるので、通りからはお店が見えませんでした。最初、この駐車場はお店の第2駐車場かとも思ったのですが、お店ののぼりも立っていたので、そこに車を停めて、歩いてお店に行くことにしました。
お店と言っても古い農家を敷地ごとそっくり利用しているような古民家でしたので、お店の玄関に到達するまで、本当にこの先に餃子のお店があるのか、ちょっとミステリアスな体験でした。
私たちが訪問したのは、午後4時30分頃で、まだ夕食には少し早い時間だったせいか、玄関を入ると物音ひとつせず静かな雰囲気でした。何度か「御免ください。」と声をかけたのですが中から応答はなく、きっと準備中でどなたもいらっしゃらないのだろうと思い、諦めようとして最後に大きな声で声をかけたところ、奥から「はーい」と応答する声が聞こえてきました。
直ぐに奥から男性と女性が笑顔で飛び出してきて、「いらっしゃいませ。どうぞ、お上がりください。」「すぐに気づかずに失礼しました。」と迎えてくれました。とても感じの良いお二人でした。古民家を利用したお店ですので、玄関でスリッパに履き替えます。私たちが食事中に玄関の呼び鈴が鳴り、人が玄関を入って来ました。どうやら、古民家なので玄関の呼び鈴を鳴らして訪問を伝えるようでした。
たくさんの種類の餃子
お店に通されると、そこは民家のリビングのような雰囲気でした。カジュアルなテーブルがいくつか並び、窓の外は長閑な田園風景でのんびりとした食事の時間を満喫できそうでした。それにしても、たくさんの種類の餃子がメニューには並んでいました。
たくさんの種類の餃子がメニューにはありました。
7種類の餃子がセットになったオールスター餃子というのも美味しそうでした。
私たちは茶そばセットを注文しました。セットの餃子はさつき餃子ですが、差額を支払うと希望の餃子に変更できます。それで、私たちはセットの一つの餃子をキムチ餃子に変更し、セットとは別に星二の好きなキムチ餃子を頼みました。
それから、星二は生ビール、私、彩子はノンアルコールビールをいただきました。緊急事態宣言も明けて、お店で冷えた生ビールを餃子と共にいただけるのは、これも久しぶりの無上の喜びとも言えましょう。餃子は手作りの味で、とてもあっさりしていました。餃子の皮はモチモチで食べ応えがあり、具はそれぞれの香りがとても効いていて美味しかったです。茶そばは家庭の味でした。食後にホットコーヒーを注文しましたが、会計時に店長さんがそちらはサービスでと言ってくださり、コーヒーを無料でご馳走になりました。
私たちとしては、お店の雰囲気、手作り餃子の味、接客態度など総合して、とても満足でした。宇都宮餃子は市内まで足を運ばないと食べられないと思っていたところ、ちょうどインター付近に宇都宮餃子のお店があることが分かり、とても良い流れでお店に寄ることができたので良かったと思いました。
また将来、この近くを訪問する機会があれば、宇都宮餃子さつき徳次郎本店を訪ねてみたいと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。