北関東の龍穴神社、榛名神社に参拝してきました。榛名湖のティーカップのボート、ロープウェイ、乗馬など、爽やかな空気と共に満喫してきました!

大学生の姪を連れて初ラウンドした後で、群馬県高崎市郊外にある榛名山までドライブし、翌日榛名神社に参拝してきました。榛名湖に浮かぶティーカップの足漕ぎボートに乗ったり、10分間の乗馬散歩、ロープウェイで榛名富士にも上り、榛名富士神社にも参拝してきました。

北関東の龍穴神社、榛名神社は本殿まで550メートルの神秘的な神社!

上毛三山のひとつ榛名山の中腹にある榛名神社は、第31代用明天皇(585~587)の時代に創建されたといわれています。1400年の歴史をもち、沢沿いの境内は深い森とたくさんの奇岩や巨岩に囲まれ、近年はパワースポットとしても知られています。雨乞いの神社として、また、修験者の霊場として古くから榛名山信仰の参拝者を集めてきました。武田信玄が箕輪城攻略のとき、戦勝を祈願して矢を射立てたといわれる矢立杉は国の天然記念物に指定されているそうです。

榛名神社の鳥居
鳥居を入った先にある案内板。本殿まで550メートル(徒歩15分)とある。

鳥居を入ると、随神門と呼ばれる重量感のある門が参拝者を迎えてくれます。

神社にしてはいかつい感じの門ですが、榛名神社は江戸時代には榛名山厳殿寺(がんでんじ)と称されるお寺だったそうなのです。そのため、上棟時の1847年はお寺の仁王門だったそうです。

その後、慶応4年(1868年)に神仏分離令が出され、仏教色が排除されるようになり、もとの榛名神社に戻ったようです。

随神門を入ると、右手に沢が見えてきて、さっそく清浄な空気に包まれます。そこで目に入ったのはとても不思議な光景です。

アーチ状の奇岩「鞍掛岩(くらかけいわ)」

この奇岩は、もともとは洞窟状だった岩の奥の部分だけが崩れ落ちてアーチ状になったものだそうです。細長い岩が浮いているように見える不思議な光景です。

トンネル状に補強されていた参道の一部。

参道を進むと、右側には杉の古木が立ち並び、辺りは森閑とした雰囲気に包まれています。

さらに進むと、左側から岩が張り出していて、それが崩れ落ちないようにトンネル状に補強されている箇所があります。まるで現代アートの博物館のようです。

でも、もしこの補強がなかったとしたら、この部分を歩くのは命がけの修行になったかもしれません(;^_^A。

この後も、大杉、滝、かつて秘仏の安置されていた建物の名残への入口のような木の扉などなど、気になるスポットが続きます(写真を残していなかったことに後で気づいてがっかりしましたが・・・(;´д`)トホホ)。

榛名神社本殿。

榛名神社本殿は、文化3年(1806年)に建てられ、国の重要文化財に指定されているそうです。

しかし、榛名神社のご神体は、本殿の背後の「御姿岩(みすがたいわ)」の洞窟内に祀られているそうです。そして、本殿はその御姿岩と繋がっているからこその本殿という特異さをもっています。

本殿と繋がる御姿岩。岩のくびれの部分に白い大麻(おおぬあさ)が見えた。どうやってあんな高いところに置いたのかしらと狐にでもつままれた気になりました。

この光景は、沢からの冷気もあって自然の雄大さを感じ、背筋がピンと伸びるきがします。神社の中でももっとも高いエネルギーを感じたスポットです。

本殿で無事に到着できたことを感謝して、お詣りして、今来た参道を下っていくことにしました。その前に、社務所の前で「御神水開運おみくじ」という白紙のおみくじを買いました。参道の途中の御神水の浸し場所をドキドキしながら探します。そこで御神水に浸せば自分の運勢が浮かび出るのだそうです!

御神水の浸し場所を発見!
お神籤は浸し場所横にある廻運灯篭の自分の干支の納め口に入れます。その後、灯篭を廻すと運が良くなるそうです。
順番に引いてきたお神籤を浸します。
私のお神籤は「吉」でした!

星二が引いたおみくじは「大吉」で、「旅行」は「ここに来るは幸運有、また来るべし」でした。榛名神社は四季を通じて景観が楽しめそうですので、また別な季節に訪れたいと思います。

榛名富士神社への参拝はロープウェイで

榛名神社で参拝したあとは、榛名山ロープウェイで榛名富士に登り、頂上にある榛名富士神社にお詣りしました。頂上から遠くに見える高崎の街、夏の青空と白い雲が印象的でした。気温は、27度くらいだったかと思いますが、標高が高く爽やかな風が吹いていて、日陰はとても快適でした。

ロープウェイで榛名富士神社や展望台のある榛名富士駅まで登りました。15分おきくらいに発車する2台のゴンドラ式のロープウェイです。

遠くに薄っすらと高崎の市街地が見えます。
八ヶ岳や富士山も見えるようです。

乗馬散歩とティーカップのボートを満喫

午前中に二つの神社にお詣りした後は、榛名湖でティーカップのボートに乗りました。足漕ぎ式で、料金は30分で1500円でした。3人で乗ると両側の人が足で漕いで、中に座る人がバランスを取りながら舵取り、船長になります。30分のボートは結構長い時間で、沖で漕ぐのを止めて、湖の波に流されるままにして爽やかな風を楽しみました。

そろそろ帰ろうかとしたところで、ロープウェイ駅の側で3頭の馬がお客さんを待っている姿が気になりました。誰も乗らないようで暇そうにしている3頭の馬たちが少し気の毒になりました。それなら私たちが乗らせてもらおうということになり、私たちもちょうど3人なので10分間のお馬さんの散歩を楽しむことにしました。

まだ若いクロちゃん!
一番身体の大きなルパン君。

元大井競馬で走っていたサラブレッド!

昔は競走馬で気性も激しかったそうですが、乗馬クラブで調教されて、今は穏やかな観光場に変身。近くに仲間が居ると寂しさで思わず鳴き声を上げるというキュートな女の子でした💘

乗馬体験が初めてという姪も大喜びでした!星二と私、彩子は短期間ですが乗馬クラブに通っていたことがあり、馬に乗ることが懐かしい気がしました。馬にはこちらの気持ちが分かるようで、下馬した後で「ありがとう、ありがとう。」と頭を撫でると嬉しそうにこちらを見つめていました。ありがとう、3頭のお馬さんたち!

ゆうすげ元湯でのリラックスタイム

前日は、榛名温泉ゆうすげ元湯という榛名湖のほとりのお宿に宿泊しました。古い施設でしたが、細やかな気遣いが随所に感じられる温泉旅館でした。利き酒セットも群馬の地酒を少しずつ味わうことができて、のん兵衛ではない私にはちょうどいい感じのアルコールの量でした。温泉も気持ちよくて、朝湯も含めると3回もお風呂に入りました。そのおかげか、お肌もスベスベな感じになりました。

ゆうすげ元湯はテレビのロケにも使われることがあるようで、俳優の内藤剛志さんやアナウンサーの藤井孝彦さん、お笑いタレントのサインや撮影時の写真が飾ってありました。

「ゆうすげ」というのは、榛名湖畔に群生する花の名前のようです。

4種類の地酒の楽しめる利き酒セット
上州牛を焼いて食べるのがメインの盛りだくさんのお宿の夕食。
「ゆうすげ」ってこんな花です。ホテルの浴衣の柄や廊下のカーペットにもこの花が描いてありました。

榛名山及び榛名湖周辺の観光地は、車で移動しやすい距離にあり、駐車場もたくさんあるので、車でのんびり移動しながら、大切な人とゆったりとした時間を過ごせる場所です。お馬さんに乗ったり、ボートを漕いだりと、デートやお子さんのいる家族での週末の小旅行などにもちょうど良い感じです。東京からは、関越道の渋川・伊香保インターが近いと思います。バスは高崎駅から榛名湖温泉行が出ているようです。

私たちも、とても楽しい時間を過ごすこと出来ました。紅葉の季節にまた訪れてみたいと思います。

また、榛名神社は何か新しいこと、大きなことにチャレンジしようとするときに訪問するとよいとも言われているそうです。神様が応援してくれるのですね、きっと!

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!

この記事を書いた人

saiko

Saiko

アメリカ留学を経て、予備校や学習塾での英語教育に携わること約10年。在職中に英検1級を取得。TOIEC985点。法律関係に転職し、夫婦で同業、共働きしながら現在に至る。留学や受験時代の体験から人の潜在意識や潜在能力に関心を抱く。夫の星二の50歳の誕生日を機に、星二の夢である「ゴルフでシングルに」に一緒にチャレンジするべくゴルフを習い始める。3年で100切りを目指して、趣味の英語と旅行も織り交ぜながら、星二と一緒にゴルフの上達を目指す。楽しく上達がモットー。現在のベストスコアは、117。