柔軟美トレーナー村山巧さんのウェルネスサロン銀座THALEIAでのストレッチ・セッションを受講してきました!悲願の柔軟性を獲得するための第一歩に?

星二も私、彩子も子どもの頃から身体が硬くて、数年前まで二人で通っていたヨガ教室では、他の受講生の人たちが皆開脚前屈で平らになっている中で、二人の上半身だけがほぼ垂直に近い状態で立っているという状況でした。ゴルフにも身体の柔軟性が大切であることは言うまでもないので、ゴルフ上達のためにも柔軟性の獲得は課題です。

柔軟王子 村山巧さん

村山巧さんは、実はご自分自身が元激硬だったという柔軟性の獲得を教える柔軟美トレーナーです。

「自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ」、「キッズストレッチ」、「超高速ストレッチ」などの著書の累計売上数は20万部を超えるという今話題のストレッチ・トレーナーの方です。

今回のセッションの最初に、村山さんの口から語られたお話によれば、約8年前からお住まいの近くにできたフィギアスケートのリンクに通うようになり、フィギアスケートの色々な滑りができるようになりたくて、当時とても身体の硬かった村山さんは柔軟性を獲得するためのあらゆる研究をしたそうです。

そして、3年間ほどかけてご自分の柔軟性を確立したあと、5年前からそのストレッチ方法を周囲の新体操・チアダンス・バレエ・フィギアスケート・ヨガ・ポールダンス・一輪車等のスポーツをする人に教え始めたそうです。その後の出版や全国への出張指導という積極的なご活動から推測すると、きっと多くの人に変化をもたらしてこられたのだと思います。レッスンの最初にとってくださったポーズから、現在の村山さんの柔軟性の凄さが一瞬で伝わりました。

村山さんの柔軟性を一瞬で理解させるストレッチ。

トップギア・ストレッチとは

柔軟王子村山巧さんが自ら研究・考案し、指導しているのは「トップギア・ストレッチ」というメソッドです。

一般にストレッチというと、呼吸をしながらじんわり筋肉を伸ばすというイメージですが、これは車のギアをローにして走るようなものです。柔軟王子のストレッチは、車に例えれば、ギアをトップにして制限速度いっぱいに走るイメージだそうです。このトップギア・ストレッチは、チアダンスや新体操、フィギアスケートなどの芸術系スポーツのパフォーマンスを向上させるために、表現力としての身体の柔軟性を高めるために考案されたものだそうです。

そして、身体の柔軟性を最短、最速で向上させるための秘密は、筋膜へのアプローチと潜在意識にかけられたブレーキ(自分にはできないという心理的な壁)を外す脳科学的なアプローチを組み合わせていることにあるそうです。

「筋膜」は、筋肉を包んでいる薄い膜を指し、これが長期間の同じ姿勢の継続や運動により硬くなると筋肉も硬くなるとされているものです。この筋膜をリリースし、緩めて再生を促すことで、筋肉や関節の働きを正しくしていくのが「筋膜アプローチ」と呼ばれるものです。

身体が無意識にかけた心のブレーキは、「PNFストレッチ」を使うと外れるようです。これはリハビリで使われる運動療法の一つで、筋肉が収縮した後に緩みやすい性質がある事を利用するものだそうです。筋肉を強く収縮させてから脱力することで、短時間で筋肉や関節の柔軟性や可動域を呼び起こす方法だそうです。このPNFストレッチに基づくエクササイズを「脳科学的アプローチ」と柔軟王子は呼んでいるそうです。

このように、柔軟王子のストレッチは、普通のストレッチとはかなり趣きが異なるストレッチと言えそうでした。

私が参加したのは、

激硬さん向けのセッション

身体の気になる硬い部分に関係する筋肉の説明から。
ヨガのコブラのポーズを取ってみてくれた柔軟王子。

私、彩子が参加したのは、激硬さん向けの90分のセッションでした。開催場所は、ウェルネスサロン銀座THALEIAです。私を含む3名の受講者(満席)です。それぞれが最初に自分が柔らかくしたい身体の部位を自己申告します。参加者の希望は次のようなものでした。ゴルフのために身体の柔軟性を獲得したい私、ヨガのポーズをもっと柔軟に取りやすくしたいという女性、股関節周りをもっと柔らかくしたいという中学生の男の子です。

セッションでは、柔軟王子がホワイトボードで関係する部位の筋肉を挙げて、説明をしてくれます。そして、参加者がそれぞれ、フォームローラーやグリグリといった道具を使って、筋膜をリリースし、柔軟性の変化を確かめるという流れでした。

この3つの道具が強烈な働きをしてくれます。
大人のためにも書いたというストレッチ本。これを見ながら進みました。

最初に背中のストレッチ、次にお尻のストレッチ、ふくらはぎのストレッチなどを順番に行いました。このストレッチの筋膜リリースの部分は、筋膜に圧をかけて再生を促すものですから、痛みを伴います。強さは加減できますので、無理のない範囲で行うことができます。これをした後で、床に手がつくかどうかのストレッチをしてみたところ、私は、ストレッチ前10センチほど距離があったのですが、なんとか床にタッチできるほどに伸びていました!痛みの成果はありました。

次は股関節、そして、肩、首、肩甲骨と参加者の希望を確認しながらのセッションは続き、あっという間に90分が過ぎました。どれも凄い効果を発揮していました。その前の筋膜リリースもかなり痛みと驚きがありましたが。

ゴルフボールを足で踏んで転がすというのも、痛みを伴いましたが、これも普段踏まれるばかりの足の裏の筋膜にとっては良いリリースとなっているようでした。

肩甲骨はゴルフスイングにとって、とても重要な部位でその硬さがスイングをぎこちないものにしてしまうので、少しでも柔軟性を回復したいとストレッチ部位に私がお願いしました。こちらについては、筋膜アプローチにより筋膜がリリースされたあとは、肩に羽が生えたかのように軽く上がりました。やはり、普段は固まった筋膜で筋肉が固まっているのだろうと思いました。

セッションを受講しての感想

これまで自分の身体が怠かったり、動きが鈍くなってきたのは年のせいかとばかり思ってきました。そして、それは誰にも同じように訪れる加齢という現象だから、ある意味では仕方のないことと諦めていました。

しかしながら、柔軟王子村山さんのようにご自分で自分の身体をケアすることで身体は柔軟性を回復することができるのだと知りました。

生まれながらに硬い人などいない、ということも分かりました。

幾つになっても、自分の普段のケアや行動、心がけで身体も柔軟性を獲得できるのです!素晴らしい気づきを得たと思います。

帰りに、セッションで使用したフォームローラーとストレッチの書籍を購入してきましたので、これから星二と二人でフォームローラーやボールを使用して、筋膜アプローチを使って、トップギア・ストレッチに挑戦していきたいと思います。

笑顔が素敵で、とても素早い動きとしゃべりであっという間に参加者の柔軟性を呼び戻してくれた柔軟王子、村山巧さんに感謝をしたいと思います!

なお、私が参加してきたのは、THALEIAの『柔軟美ストレッチ』のうちの激硬さん向け(初心者向け)のレッスンです。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!

この記事を書いた人

saiko

Saiko

アメリカ留学を経て、予備校や学習塾での英語教育に携わること約10年。在職中に英検1級を取得。TOIEC985点。法律関係に転職し、夫婦で同業、共働きしながら現在に至る。留学や受験時代の体験から人の潜在意識や潜在能力に関心を抱く。夫の星二の50歳の誕生日を機に、星二の夢である「ゴルフでシングルに」に一緒にチャレンジするべくゴルフを習い始める。3年で100切りを目指して、趣味の英語と旅行も織り交ぜながら、星二と一緒にゴルフの上達を目指す。楽しく上達がモットー。現在のベストスコアは、117。