フジGCでの学び

2020年の秋、フジゴルフセンター(東京都江東区)のゴルフレッスン(末次プロ)を受けた際の気付き・発見について、振り返ってみます。

2年半前のことですが、今から考えると、いいこと教わっていたなと思います。

1.10月9日(金)午後1時

(1)アドレスで、目標に対して右を向き過ぎないようにする。➡目標に対してスクエア

に立つと、左を向いて右に打つ感覚(※)になるはず。

(2)右手と左手人差し指の力を抜いて、ヘッドを走らせること➡そのためにインターロ

ッキンググリップに変えた。

(3)ダウンスイングでアウトサイド・インにならないようにすること➡どちらかと言う

と、インサイド・アウトのスイング➡インパクトで目標の右方向にクラブを放り出すように➡※

(4)インパクト後、力でスイングを止めないで、フィニッシュの位置まで振り抜くこと。

(5)振り抜くときに左肘を引かないこと(トップしたり、逆に、上体でボールを追いか

けないため)➡左脇を閉める。

(6)ウェッジやショートアイアンでウォーミングアップしたら、ドライバーを多めに練

習すること。➡上記(1)~(4)はウェッジもドライバーも同じ。

2.10月16日(金)午後1時

(1)AWで100Yぐらい届くようにする。そのためには、右手でクラブの動きを止め

てはいけない。クラブヘッドの重さを感じられる程度のグリッププレッシャーを保って、振り抜く。

(2)ドライバーの切り返しで右腰がスムーズに動いていない。腕を振って当たってから

動かしている感じだが、それでは遅い。右腰を動かし、胸も回転させながら、左足を軸に大きく振っていくべき。

(3)ドライバーのフィニッシュで、右ひじが浮いてしまう。右肘を畳んで低い位置に収

まるようにするべき。これはアイアンのフルショット時も同じ。

(4)アイアンは、素振りのようにマットのボール位置より先を10センチ程度擦るよう

に振るべき。インパクトを意識して一点で力んではダメ。ただし、腕が緩み過ぎても、両肘が浮き、両脇が離れてしまう。強過ぎず、弱過ぎない、適度な力感が大事。

3.10月23日(金)午後1時

(1)7Iで、いい時と悪い時の差がはっきりしている。右手で打ちに行っている時(合

わせに行っている時)はダメ。➡左サイドでテークバックしたら、ダウンスイングからフィニッシュまで、左サイドの意識を続けるべき。

(2)7Iで、グリッププレッシャーが強過ぎる。右手も左手も指紋がある箇所に力を入

れてはいけない。➡インターロッキングにするだけでなく、左右の小指を浮かせて、グリッププレッシャーをさらに弱めることにした。

(3)7Iで、右肩が前に出る癖あり。ダウンスイングで右腰・右膝が動かないためか、

右肩でクラブを動かそうとしている。➡右腰・右膝を先に動かせば、右肩を前に出さなくても、スイングできる。➡さらに、腹筋の力・意識を入れると、よい。

(4)5Wで、右手でフェースターン(クラブヘッドが左に返る動き)させようとしてい

る。それではボールは飛ばない。むしろ、手先の意識をなくし、クラブヘッドが自然に返って上方に抜けて行く動きを利用した方が遥かにボールは飛ぶ。

(5)1Wで、右腰・右膝が良い感じで使えるようになり始めており、これからメキメキ

上達していく兆しがあるとのこと。

4.10月30日(金)午後1時

(1)打ち始め、SWが左に行ったり、飛ばなかったりしていた。原因は右手で操作しよ

うとしてクラブヘッドの自然な動きを止めていたこと。➡左手一本でスイングするぐらい、右手は使わない方がよい。

(2)5Iで、右脇があき、胴体の動きとバラバラになるのも、ボールにパワーが伝わら

ない原因。➡トップとフィニッシュは胴から離れるが、インパクト前後は両脇があかないようにする(締まるようにする)べき。

(3)1Wは良い(腹筋を意識したアイアンに対して、ドライバーでは、背筋を意識して

みた。)。右腰・右膝が使えているため、右肩が前に出ない体勢で、左サイドだけで振り抜けている。

(4)尻上がりに調子を上げてきたが、コースに出たら、1球目からできなくてはならい。

➡➊朝イチから調子を出せるようにすることと➋出た調子を長く持続できるようにすることが来週までの課題!➡出た答えはブランコ打法!!!

5.11月6日(金)午後1時

(1)AWで約75Y打つのに、振りが大き過ぎる。右手で合せに行く分、ヘッドスピー

ドが落ちている。そんなに振らなくても、フィニッシュは両肘が胴体からそれ程離れない位置で決めるべき。

(2)ウェッジでは、ブランコ打法が通用せず(アイアンも微妙)。コントロールショット

には、向かないようだった。

(3)テークバックは、スッとトップに持って行ければ良い。複雑な動きをする必要はな

い。左肘が緩んでしまっている。力んで突っ張る必要はないが、適度な張りは必要。➡右打者の坂本隼人が実は左利きで左腕の使い方が絶妙であることが2000本安打超えの偉業達成に繋がったことを銘記すべき。

(4)7Iで右肩が出てボールにバラツキが出ている。ダウンスイングでは、右肩を前に

出さず、右腰・右肘を同調させて「どすこい」。その方がボールにパワーが伝わる。➡坂本勇人が「右肩が前に出ては、体が開いてダメ」と語ったとのこと。

(5)5Wで、顔が早く目標方向に向いてしまい、ボールの方向性にバラツキが出ている。

ヘッドが再加点を通過してから徐に顔を上げるようにするべき。

(6)1Wは良い。この日、練習用にSRIXONのZ585の1WとZF85の7Wを

購入したが、XXIOⅩはマッキーに「合っている」とのこと。

6.11月13日(金)午後1時

(1)AWで70Y打つ際、テークバックで左肘が曲がり過ぎている。無理に伸ばす必要

はないが、適度な張りは必要。➡これを受けて、左肩でヘッドを遠くに上げるイメージに変えた。

(2)AWで70Y打つ際、右手の三本指(親指・人差し指・中指)を使うのではなく、

薬指と小指を右腰と同調させて使うべき。そうすることで、右肘が胴体から離れないようになる。

(3)上記の意識で7Iを振ってみたが、左手:右手が3~4:6~7となっており、右

手が強すぎるとのこと。左手:右手を7:3ぐらいの意識の比率にできると、優しくボールを遠くに運ぶイメージができるとのこと。

(4)7Iのフルショットが全てトップ気味に入っている。ボールより前のターフを取る

ようなスイングが望ましい。➡どこをどう意識すればそうなるかが探求すべき課題。

(5)7Iは、左腕と右腰が上手く使えるようになり、だいぶよくなったが、

時々とんでもないミスショットが出る。

短い番手も長い番手も、

毎回同じリズムで振れるようにすることが大事。

(6)最後のD1はミスショット。

別の打席で景色が変わったりすると、目と右手で合せにいきがち。

➡打席を変えて練習する効用。

7.11月20日(金)午後1時

(1)テークバックは、左肩を動力にして、

両腕と背中でできる二等辺三角形のみでするのがよい。

真っ直ぐ立って、クラブを立てて横に振る動きを、前傾キープして、行うだけにするべき。

(2)ダウンスイングは、右腰から行うのが必須。

アプローチからドライバーまで同じだが、長いクラブ程、その度合いは強くなる。

これにより、右肩が前に出る動きが抑えられる。

➡右足裏が自然にめくれるぐらい、下半身を柔らかく使うことが必要。

下半身が固まっていると、できない動きなので。

(3)インパクトでは、顔の左側でボールを捉える意識が、

左腕主導で、右手で操作せずに打つのに有効。

右手は返さず掌を右腰と共に押し出す感じ。

ここで、グリッププレッシャー(特に親指と人差し指)を緩めたままにすることで、

ヘッドが走り、ボールが飛ぶ。これこそがプロが飛ばす極意。

ここで、ダウンブローは、左肘から下を柔らかく使い、

リリースすることによって起こる現象であり、

腰を曲げたり、右肩で捕まえにいったりして、する動きではないことに注意。

(4)フォロースルーで左脇が開いてはいけないが、かといって、左肘を後ろに引いてはいけない。

胸の前に左腕を置き、自然に任せることが重要。

それによって、フィニッシュに向けて自然に伸びていき、いい位置に収まるようになる。

(5)アゲンストの風の影響を受けるからといって、無理に低い球を打とうとしてはいけない。

自分本来の高さでいい。むしろ、横風が強い時に、打つ方向を変えて、

フェアウェイをキープするといった発想をすべき。

ボールがフェアウェイにある限り、ゴルフは難しくならない。

8.11月28日(金)午後1時

(1)テークバック時に右肘を胴体に付けた方がよいかどうか。➡アプローチはもちろん、

アイアンなどのフル・ショットでも、トップでは離れても、テークバックとダウンスイングでは、付けたほうがよいとのこと。

(2)ダウンスイングで、右腰を早く切りすぎてはダメ。かといって、踏ん張って動かな

くしてもダメ。要はタイミング。

9.11月28日(金)午後1時

(1)AWの球筋がフック系になるのはダメ。どちらかというと、フェード系で2割ぐら

いの確率でスライスとなるのが正しいスイング。右手を返すと、フック系になりやすい。いかに手を返さないで、ヘッドを効かせることができるかがショットの良し悪しを決める。

(2)ドライバーでも、テークバックで右肘を胴体に近付けた方がよい。これは全番手共

通。それで打ちづらくなるのは他の部分が正しく使えていない証拠。

(3)右手の薬指に豆ができるのは、グリップが手にフィットしていない証拠。正しいグ

リップで正しいスイングをしていれば、痛くなる個所はないはず。

この記事を書いた人

seiji

Seiji

経済学部で学んだ知識を使って会計関係の仕事に従事。仕事の関係で始めたゴルフに15年間取り組むも、思うように上達せず。50歳の誕生日を機に、好きなゴルフを中心にした人生を再構築することを決意し、妻の彩子と二人で生活の見直しを図る。会計の仕事を徐々に減らしつつ、投資家ゴルファーへの転身を目指して、日々奮闘中。ゴルフの目標は、3年以内にシングルプレイヤーとなること。現在のベストスコアは、86。