二重振り子打法について

彩子がYouTubeで見つけた「二重振り子打法」。練習場で試したみたら、これまでより方向性が良くなったので、そのアウトラインを、私こと星二の現時点の理解に基づいて整理してみます。

アドレス

左手を左股関節の前に伸ばしたときに、最も左腕の収まりが良い、しっくりくる位置にセットします(脇固定グリップ)。左掌をグーパーしやすい位置がコックを完成させる位置であり、そこから左手甲を目標方向に折ってアドレスのグリップの位置決めをします。

テークバック

左膝を前方に曲げつつ、右腰を引きながら、体重移動し始めます。それと同時に胸の中心(みぞおち)を右後方に開いていきます。その動きと連動して、左腕をコック完成の位置を通して、クラブを立てるようにして、グリップを胸の前に持っていきます。その際、右手首を手の甲側に旋回させ、これ以上動かないという位置で止めます(あべこべ旋回)。

トップ

胸が90°近く後方を向き、右肘が直角近く、右手首は親指側に折れた状態(コップを口に近付ける姿勢や電車のつり革を持つ姿勢に似ている)でトップを作る。このとき左上腕と胴体の間に十分なスペースを作っておき、切り返しで上腕を落下させる余地を確保しておく。

切り返し

右手首を小指側に旋回させて(親指が後方に倒れ、右掌が上を向きながら回る)、クラブヘッドが背中側から弧を描くようにし、なおかつ、右腕を伸ばしながら、グリップが右膝の前に来るように下ろし、左上腕が左胸に付くように落下させる。

インパクト

右膝をやや前に曲げながら、左膝を伸ばし、みぞおちを真下に向けてから目標方向より左上方に向けるようにする(右わき腹を縮め、左わき腹を伸ばしつつ)。このとき、グリップが先行し、クラブヘッドは後からついて来る(キャリーケースを引くような恰好)。右手の親指は斜め後方・下方を向いた状態でインパクトを迎える(ハンドファーストのインパクト)。左手で引っ張り、右手で押す、直線部分が長い安定したインパクトとなる。

フォロースルー

体重をさらに右に乗せながらも、右わき腹は縮み、左わき腹が伸びされ、頭が右股関節の真上にある、逆C型の態勢で親指を立てながら、クラブを垂直にする。

フィニッシュ

左腰とみぞおちがこれ以上動かない所まで来たら、目標方向に胸を向けた体制のまま、左足一本で立ち(右足で大地を蹴って、右足裏が後方を向く)、右膝を左脚に付けてフィニッシュを決める。

この記事を書いた人

seiji

Seiji

経済学部で学んだ知識を使って会計関係の仕事に従事。仕事の関係で始めたゴルフに15年間取り組むも、思うように上達せず。50歳の誕生日を機に、好きなゴルフを中心にした人生を再構築することを決意し、妻の彩子と二人で生活の見直しを図る。会計の仕事を徐々に減らしつつ、投資家ゴルファーへの転身を目指して、日々奮闘中。ゴルフの目標は、3年以内にシングルプレイヤーとなること。現在のベストスコアは、86。