私、星二は、沖縄に旅立つ前の約1ヶ月間に亘り、新しい投資手法にトライしていました。
その手法については、次に説明したいと思いますが、1ヶ月間過去最大の利益を獲得していました。
そして、沖縄旅行とゴルフを満喫している最中に危機的状況に見舞われ、大きな損切りをするに至りました。
ウクライナ情勢による相場の乱高下
2月24日にロシア軍のウクライナ侵攻があって以来、原油価格と金価格の急騰と急落、欧州通貨や株価指数の急落と反発など、未だかつてないほどに相場のボラティリティ(変動率)が高まりました。
そんな中、私(星二)は、この荒れた相場で一儲けしようと、ひまわり証券㈱のループ株365で、日経225の売りループ(以前このブログで紹介した買いループは停止して損切りしました。)の他に、原油ETFと金ETFの買いループ、ドイツDAXとイギリスFTSEの売りループに手を出してしまいました。
スタート当初は、うまく機能し、90万円ほど儲かったのですが、喜んでいたのも束の間・・・
沖縄での悪夢
3月13日に、彩子と4泊5日の沖縄旅行に出発しましたが、翌日14日から相場は期待と反対方向に走り出しました。
上がって欲しい原油ETFと金ETFは下がり続け、下がって欲しいDAXとFTSEは上昇に転じてしまいました。
原油や金、株価指数のチャートは、平日の昼夜を問わず、ほぼ一日中、動いていますから、気が気でなりませんでした。
それでも、綺麗な海を眺め、ゴルフをしている間は、一瞬そのことが心から遠のくのですが、徐々に不安が増幅していきました。
FOMCのパウエル議長の会見で損切りを決断
また、悪いことに、沖縄の4日目と最終日の深夜から早朝にかけて、年6回ある米国の金融政策決定会合(FOMC)の第2回が実施されることになっていました。
FOMCの政策決定は、相場に直ちに大きな影響を与えます。
そして、FOMCが終了すると、各理事による近未来の米国の政策金利の予想の分布を示すドット・チャートの公表やパウエル議長の会見(オンラインで経済誌やTVの記者の質問に答える。)があります。
その様子は、インターネットテレビで生中継で視聴することができます。
私は、沖縄4日目の晩から最終日の朝にかけて、この生中継を視聴していました。
午前3時頃、ドット・チャートの発表があり、株価指数が勢いよく下がり始め、布団の中で「よし!」と思いました。
しかし、午前3時30分頃から、パウエル議長の会見が始まり、株価指数が反転して上がり始めました。
ぐんぐん上がっていき、もはや、私の評価損は合計で200万円を超えてしまい、これ以上耐えていると、口座資金がなくなり、ひまわり証券㈱から追証の請求が来かねないという恐怖感が襲ってきました。
そして、ウクライナ情勢と米国の利上げで、コモディティ高・株安が一層顕著になるはずという自分の予想が外れたことを認めざるを得なくなりました。
結局、ループ株365で運用している銘柄について、すべて手動で損切りし、合計約250万円の損失を被りました。
もっとも、この間の獲得利益が約100万円近くあったので、実質的な損失は約150万円でした。
それでも、私にとっては、過去最大の損失であり、大きな痛手を被りました。
解放感と内省を誓った最終日
早朝に多額の損切りをして最終日を迎えましたが、これにより、数日間の精神的な重荷から解放されたという安堵感もありました。
そして、改めて見ると、眼前に、青い空とエメラルドブルーの海がより鮮やかに広がっていました。
朝食のバイキングも、あれこれ取るのではなく、何が食べたいか、自分の体に聞いて、厳選して取り、十分味わって食べることができました。
彩子にも、この状況を詳しく説明しました。
そして、これからのことを考えて、自分の内面をもっと見つめる時間を持とうということになりました。
投資は素晴らしい未来を開いてくれる道だと私も彩子も今も考えていますが、そのテクニックをマスターするとともに心の状態も高めなくてはならないということに思いが至りました。
高い授業料となりましたが、長い意味で考えれば、無駄にはならないと思った次第です。
損切りした後の日経225
日経平均のポジションも、すべて損切りしました。
夕方、東京に帰ってきて、パソコンのチャートをチェックしたら、下図のようになっていました。
下降トレンドライン(下図③)と水平線(下図④)が交わる、投資家の意識が密集していそうなところ(下図②)で頭を押さえられています。
実は、まだ損切りする必要もなかったのかもしれません。
しかし、欲をかいてリスクを取り過ぎたため、①を超えたところでギブアップしてしまい、②に来るまで持ち堪えられなかったのが実情でした。
これからも、好きなゴルフを好きな時にできるようなライフスタイルを実現させるべく、取り組んでいく所存です。
これまで、あまりに多くのポジションを保有してしまい、ブログにその内容を投稿する余裕すらありませんでした。
今後は、自分自身の記録のためにも、日々の投資に関する取り組みを投稿して行こうと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!