早朝5時台の高原ゴルフの体験をしてみたくて、高山ゴルフ倶楽部のロッジに前泊して、早朝スループレーを楽しんできました。
高山ゴルフ倶楽部
高山ゴルフ倶楽部は標高662メートルと赤城国際カントリークラブよりもやや低いところに位置するのですが、周囲を1000メートル級の山に囲まれており、雄大なパノラマを堪能しながら、高原の澄んだ空気と豊かな緑の中でゆったりとゴルフを楽しめる素晴らしい環境でした。グリーンがかなり広く、ロングパッドに二人とも苦しみましたが、巧みなコースレイアウト、自然の地形を活かした絶妙なアンジュレーションには痺れました。また、グリーンが一般的なゴルフ場よりも広く、ロングパッドが多くなりがちで、パターにも苦しみました。それだけに、カップに入った時の喜びはひとしおでした。
ログハウスに宿泊
早朝スループレーは、5時台にスタートするため前の日にクラブハウスの近くにある宿泊施設に泊まりました。
築30年ほど経過している建物ですので、建物自体は古くそれほど頻繁に使われていないような印象でしたが、台所や広いラウンジもあり、私たちの他にも1組宿泊するカップルがありました。それぞれの部屋に広いお風呂、トイレ、洗面台があり、寝室も清潔に管理されており、エアコンを使う必要もないほどの気候でゆっくりと休むことができました。
朝5時のゴルフ場
プレー当日、朝5時のゴルフ場は小雨がぱらつき、外はまだ薄暗い中でした。それでも、係の人は4時台からフロントに出勤してくれており、早朝スルー予定の私たちを迎えてくれました。
聞くと、この日の早朝スルーは私たちだけとのことで、ここから朝一の組がスタートする7時40ぷんまでの2時間半はこの広いゴルフ場を私たちだけが使うという贅沢な時間となりました!ワクワクしながらスタートしました。
カートを進めると雨が上がり、地面は濡れていましたが雨に打たれずにプレーを開始することができました。
フェアウェイもラフもとても良く手入れのされた芝が印象的なゴルフ場でした。ちょうどバブルの頃に建設されたものと思われますが、現在もおそらく当時と変わらずに丁寧に手入れがされているのはありがたいです。
早朝の高原の手入れの行き届いたゴルフ場を二人で独占的に使用できる、なんという贅沢な時間なのでしょうか!
ゆっくりと高原に朝が舞い降りる時間になりました。池越えのショートホールです。
星二、池越えのショットです。池を越えるはずが、池の左側のラフに飛んでしまいましたが、ボールが水没しなかったのはラッキーでした。私、彩子の場合、ここでも一球を失いました(;_;)。早く、障害物を越えられるだけの高さと距離の出せるボールが打ちたいなあと思います。これまで使ってきたカラーボールも既に10個くらい無くしました。
前半が終了したのが、午前7時30分過ぎでした。予定より10分ほど遅れてしまったのは、後から誰も来ないのでのんびりとラウンドしてしまったからでしょうか。その後、トイレ休憩を挟んですぐに後半が開始となりました。
後半もあっという間に進みました。
最後の方にきた打ち下ろしのロングホールでした。私、彩子の今日の変化は、パターでグローブを外すようにしてみたところ、コントロールが少し効くようになったことでしょうか。
ゴルフパフォーマンスの清水プロからは、パターではより繊細なコントロールのためにグローブを外しているとお聞きしていたのですが、日焼けのことを考えるとそれはできないと考えてきました。
でも、考えてみたら、ゴルフをするのに日焼けの心配をしていたらキリがないことに思いが至りました。
これも思考の癖なのでしょうか。日焼けはできるだけしたくないという変な信念が自分の中にあるのです。これも手放さないとゴルフは上達しませんよね。
ゴルフはゴルフ場のある意味作られた自然の中を歩いたり、コースの中でボールを打ったり、追ったりすること自体がとても楽しいスポーツです。でも、綺麗なスイングで遠くにボールが飛ぶようにしたい、良いスコアにしたいと思うと、その途端、楽しみがストレスに変わるようなところがあります。
最終的には、流れるようなスイングをしてまあまあのスコアでラウンドできるようにすることが目標ですが、その過程も楽しみながら変化し、成長していくことができたらいいな、そうしようと思います。それは人生にも通じることですが、目的は大切ですが、その達成のための手段も大切な自分の一部、生活の一部となるものなので、身に付けていきたいと思います。
そんなことをこの二日間の連戦で思いました。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!