現在通っているゴルフスクール、ゴルフパフォーマンスで「トップガン・パッティング」というパターに特化したレッスンを受講してきました。
本日は、3回完結レッスンの第1回目でした。
パターで毎回打数を増やしてしまう私のパターにどんな変化が起こるのか、ここに報告を兼ねて記録していきたいと思います。
第1回目 アドレスとスイングの基本
第1回目の本日、2022年4月1日は、パターのアドレスと基本のスイングからです。
今回も、担当してくださったのは、ゴルフパフォーマンス神田店店長の飯村コーチです。

パターの現状
私、彩子のパターは毎回惜しいところで(?)入らず、せっかく数打でグリーンに乗せても、その後4パットも6パットも打ってしまうことがあります。
スコアの中でパットが占める割合を計算したことはまだありませんが、仮にパターの打数が半分になれば、かなりのスコアアップが見込めることは間違いありません。
ですから、今日のレッスンをとても楽しみに申し込みました。
最初に何球か自由にパッとしてと言われ、フリーパッティングをしてみました。
小さなゲート風のターゲットが床の置かれましたが、私のパットするボールは、毎回その入口にあたるばかりで、中に入ることはありませんでした。
そして、そのパッテイングの様子を録画で見ながら、次のような指摘を受けました。
- ボールを打ちながら、左上半身が開いてしまう
- 目でボールの行き先を追うために、ヘッドが動いてしまう
- ボールを打つテンポがまちまちで、あまり良くない
- インパクトを強く「パチーン」と打とうとして、手首を使ってしまうことがある
こんなところが、私のパッティングの客観的な状況でした。
自分では、毎回狙いを定めて、自己流で強さを手元でコントロールするというパターでしたので、指摘はどれも当たっていると思いました。
グリップ、アドレスとボールを置く位置

先ずは、グリップから確認でした。
パターは、指で持って、そこから通常のクラブのように指に根元でしっかり握るのではなく、手の中で少し空間があるようにグリップすると教わりました。
次にアドレスですが、パターは1000人いれば1000通りのアドレスというくらいに、バリエーションがあるそうです。
でも、基本となるものはあるようです。
まず、パターは、自分のスタンスの中心に置く。
すると、必然的にボールはその左側に置くことになり、自分の中心よりは左側、左目の真下に来るように置くのが推奨されるそうです。
通常のアドレスと同様に、腰を引き上げるのはパターも同じようです。
身体の使い方
パターでは、体重移動はしないで、肩を中心とした上半身の動きのみで打つのがポイントのようです。
そして、この時にはできるだけ大きい筋肉を使うことを意識すると良いようです。
下半身と頭は、基本的には動かさないで、上半身を使って、パターを振り子のように動かす。
ちょうど、両手で握ったパターが柱時計の振り子のようなイメージで動かす。
この振り子のイメージというのは、バックスイングとダウンスイングの切り替えでも重要になります。
ここは、パターと通常のクラブスイングとの共通点となります。
すなわち、バックスイングからダウンスイングへの切り返しでクラブが止まる(ように見える)ことを意識することです。
実際には、クラブを止めているわけではなく、下からクラブヘッドを上へ押し上げようとする力とクラブヘッドの重さに重力が働いて下に降りようとする力が相殺されて(均衡し)一瞬止まるように見えるだけだそうです。
この間に間ができる。
パターでも同じ原理が働き、小さな振りの小さな切り返しでも一瞬の間を置いてパターヘッドが戻ってくると、振り子のような動きになる。
この振り子は同じ速度で振れるのであって、インパクトだからと言って特段力を入れるということはしない。
もっとも、重力が働くので、下にヘッドが降りていく際にはより早く、より強い動きになる(ようです。)。
下がってくるときに重力に自重がついて加速されるので、インパクトの時に強い力になるということはありうるようでした。
なお、身体は振り子を支える部分であり、途中で左に開けば、ボールは真っ直ぐではなく、左方向に打ち出されることは当然のことのようです。

実際に打ってみての感想
振り子のイメージは、通常のアイアンスイングでは結構意識していましたが、パターは別物と考えていました。
でも、言われてみれば、パターもまさに小さな振り子なのでした。
自分では、打ち出したボールにあまり変化は感じられませんでしたが、飯村コーチ曰く、別人の如く変化しているとのことでした。
ただ、いつもパターを長く練習すると腰に感じる疲れをほとんど感じなかったのは、本日習った打ち方が体にとって、より自然なのだろうと思いました。
ラウンドする際の実際的なアドバイス
練習では、毎回同じ環境でパターが打てますが、ラウンドする場合にはそうはいきません。
ゴルフ場のグリーンの特徴もありますし、当日の天気や自分の体調も影響してきます。
そこで、ラウンドの際には、毎回その日の自分の感覚をスタート前に確かめる必要があるとのことでした。
具体的には、ラウンド前のパター練習の時に、ボールを3つ置き、同じ強さで続けて3回打ち、その強さだとどこまで行くのかを歩測すると良いそうです。
これにより、その日のグリーンの状態(芝の状態)や自分の体調から、どの程度の強さで打つ必要があるのか把握して、グリーン上のパターの距離を合わせるようにするのがお勧めとのことでした。
また、統計上、実際のカップまでの距離よりも46cm先を狙うと最もカップインしやすいという結果があるそうです。
ですから、プロのトーナメントでカップに入らない場合には、オーバーすることがほとんどだそうです。
ショートするのは、プロの場合、ミスショットである可能性が高いそうです。
第1回目のトップガン・パッテイングを終えて
飯村コーチは、とても研究熱心で熱血指導の店長兼コーチです。
今回もいつもと同じく、たくさんの学びの詰まったレッスンでした。
パターの打ち方の原理と身体の使い方について、理論的に説明を受けたのも役立つと思います。
また、自分の現状を把握できたのも今回のレッスンのお陰です。
特に、自分のパッテイングを客観的にみてもらえた事は良かったと思います。
私の場合、アイアンスイングをなんとかしないとという意識が強く、これまでパッテイングはほとんど運任せでした。
しかし、パッテイングも運頼みではなく、努力で変えられるということを信じて、これから飯村コーチに教わったことを練習してみようと思います。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!