ゴルフパフォーマンス金築ラウル幸男コーチのコースティーチング in万木城CC

私、星二と彩子の通うゴルフスクール、ゴルフパフォーマンスでは、室内練習以外にコースティーチングというレッスンがあります。

実際にゴルフ場に行って、ゴルフパフォーマンスのコーチからアプローチやバンカー、パターなどの指導を受けることができます。

昨日、私たちは夫婦でコースティーチングに参加して、神田店の金築ラウル幸男コーチによるコースでの実践的な指導を受けてきました。

場所は、千葉県いすみ市にある万木城CCでした。

午前9時半集合で、参加者は3名でした(星二、彩子、Fさん)。

前半は、➊パター、➋バンカー、❸アプローチ、➍ショット(打席)でレッスンを受けました。

昼食をはさんで、後半は❺西コース(9H)をコーチに見てもらいながら回りました。

以下、コースティーチングの概要を簡潔にまとめてみました。

❶パター

パター練習場

高麗芝のパッティンググリーンで、パターレッスンを受けました。

私が指摘されたのは、まず、パッティングの最中に腰が動くことでした。

パターでは、下半身は固定し、上半身の動作だけにすべきとのことでした。

次に、テークバックが小さく、そのために、インパクトがやや強いことも指摘されました。

この打ち方は、いわゆる「タップ式」というもので、特に変えた方がよいとは言われませんでした。

ただ、優しくボールを転がす「ストローク式」に変えたいのであれば、テークバックをもう少し大きく取るひつようがあるとのことでした。

テークバックの大きさによって、パターの打ち方のコンセプトが変わることを初めて知りました。

➋バンカー

雨でぬかるみのできたバンカー練習場に、3箇所に分けてボールを置くラウルコーチ。

バンカー練習場に場所を移し、バンカーレッスンを受けました。

雨が降ったのか、バンカーの中央部に水溜まりがあり、それ以外の部分も水分で重くなっていました。

使用したクラブは、サンドウェッジ(56°)です。

バンカーショットでは、フェースを開いて構えることとボールの手前の砂を打つことを前提です。

その上で、注意点の一つ目は、腰を落として構え、スイング中に絶対に伸び上がらないことです。

スイング中に伸び上がると、クラブヘッドがボールに直接当たり、ホームランになる危険が高まるからです。

注意点の二つ目は、腕をしっかり振ることです。

砂の抵抗があるので、腕の振りが弱いと、ボールの手前の砂を打てても、ボールは出ません。

ホームランはNGですが、ボールがバンカーから飛び出すのに必要な出力は与えなければならないのです。

私の場合、腕をしっかり振ろうとすると、上体が伸び上がってしまいがちです。

逆に、上体が伸び上がらにように意識すると、腕が振れなくなってしまいます。

上体が伸び上がらずに腕を振るためにどうすればよいのか、これが今後のバンカー練習の課題になりました。

広いバンカーの3個所から各30球ぐらいずつバンカーショットをしたので、かなり疲れました。

こんなにバンカーショットを多くしたことはありません。

水を含んだ土は重いのですが、クラブの入射角によって重さが異なって感じられました。

❸アプローチ

バンカー練習場のそばに、アプローチ練習場もありました。

そこで、アプローチのレッスンを受けました。

具体的には、グリーンエッジの手前15ヤードほどの地点から、グリーン奥(エッジから15ヤードぐらい)のピンを狙い、たくさん球を打ちました。

使用したクラブは、ピッチングウェッジとアプローチウェッジ(50°)です。

注意点は、まず、方向よりも距離感を重視することです。

寄せは、距離が合わなければ、始まらないという感じでした。

打ち方よりも、ピンのどの位置に付けたら、上りのパットが残るのかということでした。

そして、狙いとして、ピンのどちら側に付ければ、上りのパットが残るのかを考えるべきということでした。

そのためには、グリーンを遠くから見て、どこが高いのか低いのか確認しておく必要があります。

❹打席でのショット練習

今に降り出しそうな空の下、広い練習場を3人で使いました。贅沢な時間でした。

打席に場所を移して、アイアン・ユーティリティ・フェアウェイウッド・ドライバーのレッスンを受けました。

コースに出る直前なので、スイングを直すレッスンではなく、各自のクセに合わせた、コースに出たときの留意点を教わりました。

私の場合、ドライバーなど長いクラブのショットがスライス傾向にあるので、目標より左を狙って打つべきということとなりました。

スライスが出る原因として、テークバックで、身体が回り過ぎ、オーバースイングになっていることがあります。

オーバースイングのため、クラブヘッドが必要以上に遅れて出てくるので、インパクトでフェースが開き気味に当たってしまうとのことでした。

そうは言っても、現状で、テークバックを小さくすると、チーピン(ボールが低く出て大きく左に曲がってしまうこと)しか出ないので、テークバックはそのままで、フィニッシュで腕を上げ過ぎず、目標方向からやや左の方向へクラブを止めることで、オーバースイングの弊害を緩和することになりました。

❺西コース

以上で、前半のレッスン・練習を終わり、昼食となりました。

昼食後、西コース(9H)で実際にプレーしました。

ドライバーのティーショットは、左方向を狙う作戦が奏功し、7回のドライバーショットのうち6回、フェアウェイキープできました。

ユーティリティやアイアンのショットで、指摘されたのは、フィニッシュで左肘が引けるので、ボールに当てるために身体が傾き、ダフリが多くなっているとのことでした。

左肘を引かず、身体の正面で止めるよう何度も言われました。

それだけ左肘を引く癖が強く、意識しても、なかなか変えられないということだと思われます。

今回のコース実習では、直せませんでしたが、今後の練習で継続して意識していくことで、少しずつでも変えていきたいと思いました。

2つのショートホール(4番と7番)のアイアンのティーショットは、いずれも失敗でした。

4番ホールは7番アイアンでボールは上がったものの池ポチャ。

7番ホールは4番アイアンで大ダフリでチョロ。

アイアンのティーショットに課題を残しました。

午前中に、かなりたくさんバンカー練習をしましたが、バンカーに捕まったのは1回だけでした。

8番ホールのガードバンカーなのですが、左足上がりの砂の斜面に埋まってしまい、いわゆる「目玉」になっていました。

私は、脱出は無理だと思い、ラウルコーチにアンプレアブルを宣言して1打罰でボールを動かした方がよいか尋ねました。

ラウルコーチは上りの「目玉」は脱出できると言い、私の代わりに打ってくれました。

鋭角にボールの手間の砂に勢いよく突き刺して止める打ち方で、見事に脱出、ピンに寄りました。

「さすが!!!」としか言いようがありませんでした。

万木城CCについて

最終の西9番ホールからクラブハウスに帰る途中のどこかでパターのヘッドカバーを落としてしまいました。

クラブ確認の際、係の方に言ったところ、帰りまでに探し出して、キャディバッグ内のパターに付けておいてくれました。

また、車でゴルフ場を出て市原鶴舞ICに向かう途中、ゴルフ場から携帯に電話があり、クラブハウス内のトイレの前にあった透明のバッグが私達のものでないか確認してくれました。

正に私が置き忘れてきたものでした。

10キロほど進んでいましたが、迷わず、車で引き返し、無事、受け取ることができました。

いろいろ親切にしていただき、ありがたかったです。

コースは、今回回った西コース(9H)の他に、東コース(9H)と南コース(9H)があります。

各種の練習場も充実していますし、また、来てみたいと思わせるのに十分なゴルフ場でした。

この記事を書いた人

seiji

Seiji

経済学部で学んだ知識を使って会計関係の仕事に従事。仕事の関係で始めたゴルフに15年間取り組むも、思うように上達せず。50歳の誕生日を機に、好きなゴルフを中心にした人生を再構築することを決意し、妻の彩子と二人で生活の見直しを図る。会計の仕事を徐々に減らしつつ、投資家ゴルファーへの転身を目指して、日々奮闘中。ゴルフの目標は、3年以内にシングルプレイヤーとなること。現在のベストスコアは、86。