昨晩、私、彩子が先週の木曜日に第3回目のクラスに参加してきた筋膜リリースを星二に対してお披露目(?)する機会がありました。不慣れですが、クラスで習った手技により、星二に施術してみました。その後、星二も彩子の説明と自分が受けた感触をヒントに、彩子に対して筋膜リリース的なマッサージをしてくれました。星二は一度もクラスに出ていないのに結構器用だと思いました。今朝は、その甲斐あってか、二人ともいつもよりとても元気に目覚めました!
筋膜リリースの仕組みについて(概略)
人の身体の筋肉は体内で剥き出しになっているわけではなく、それぞれミカンの房のように筋膜(筋肉を覆う膜)によって覆われ、一定の形を形成し、骨に付着しています。筋肉が骨の動きに従って動くことで、私たちは身体がスムーズに動くようになっているわけです。
そして、同じ姿勢を長く継続したり、身体の痛い部分や弱い部分を庇うように身体の他の部分に負荷のかかる動きを続けていると筋膜はその形で固定され、硬くなってしまうそうです。その結果としてその部分の血流が滞り、代謝も滞ってしまい、痛みやだるさに繋がることがあるということでした。
そこで、固まって血流や代謝が滞っている状態の筋膜に対して、手技を使って、一定の圧力をかけることにより筋膜を形成するコラーゲン繊維を破壊し、それにより新たなコラーゲンの分泌を促し、血流を改善し、代謝を促す働きをするのが筋膜リリースの仕組みでした。
筋膜リリースの道具
私が習っているDTMRという手技による筋膜リリースでは、手や指、肘などを筋膜リリースの道具として使用します。私のような初心者が使いやすいのは、フィンガー(指先)とパルム(掌の親指に付け根の厚くなっている部分)です。他によく使われるものとして、ナックル(指の第2、第3関節の間)、フィスト(拳)、エルボー(肘)などがあります。
昨日は、主にフィンガーとパルムを用いて、星二の肩甲骨周り(僧帽筋や肩甲挙筋)や腰の辺り(大殿筋や広背筋)の筋膜をターゲットにリリースを試みました。いつか、もう少し詳しい記事を書ければと思いますが、今はこれが精いっぱいです。
筋膜リリースの効果
冒頭にも述べたように、今朝は二人ともいつもより1時間ほど早く目覚め、身体がすっきりした感じがありました。素人の私たちが練習のために行ったセルフケアなので、どこまで筋膜リリースが実践できたのかという間接的な指標はないのですが、体感として身体が軽い感じで、朝の活動やその後の仕事も気持ち的にスムーズに進んだように感じます。
それで、これからできるだけ夜寝る前に、身体の部位を変えて少しずつお互いに筋膜リリースをしてみようということになりました。
他に「おうちゴルフで劇的スコアアップ」のトレーニングやエクササイズもありますので、毎日は無理でも、週に2~3回でも継続した時の効果について、またここでシェアできたらと思います。
身体はとても正直で、私たちがケアをすれば整い、ケアを怠ればやがて何らかの声を上げてきます。それは痛みだったり、不定愁訴だったりと反応は人それぞれですが、人も物もお手入れをしないと長く使い続けることはできません。でも、私たちも若い時は、身体は気力で何とでもなると本気で思っていましたから、こんな風に考えるようになったのは比較的最近の頃です。そろそろセルフケアを真剣にやる年齢になってきたということかもしれませんね。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!
7月5日は星二の50歳の誕生日です。誕生日記念ゴルフに行こうと相談しているので、それまでまた前回のゴルフレッスンを踏まえて練習をしておきたいと思います。