デスクワークが多くて運動不足ゆえの肩甲骨や上腕の痛みであったことが整形外科でのMRI検査で判明した星二ですが、これはもう毎日コツコツと地味に身体をケアして、ゆっくりと関節の柔軟性や体幹を意識して使うことなどを習得せよ!という天の神様からのお知らせと捉えて、今日からいよいよ自宅トレーニングを始めることにしました。
3つの構成要素
森本孝義さんの勧める自宅トレーニングは、6段階に分かれており、これを3か月で一回りするスケジュールになっています。
最初の2週間は、呼吸エクササイズ、テクニカルトレーニング1、グリップを握ると全過程を通じて行う関節エクササイズから成ります。
最初は、自分の呼吸が腹式呼吸になっているかを確認するところから入ります。
私たちは前にホットヨガのクラスを受講していたことがあり、どうやら腹式呼吸の確認では、なんとかできているようでした。
この本の著者のアスレティックトレーナーの森本さんは、メジャーリーグでも選手のトレーナーを務めていた経験があり、その時の経験から、スポーツ選手にとって呼吸を訓練することが運動でのパフォーマンスを大きく向上させると言っています。
確かに、緊張すると息を止めることが多いのは現代人の特徴である気がします。上手くやらなくてはと頭で思うと、思わず息を呑む(=息をするのを忘れるというか止める)状態になり、脳は酸素が足りなくなって、普段できることまでできなくなってしまうということは自分たちも過去に何度も経験しています。
それから、ゴルフは体の体幹を使って全身でボールを打つことが上達の秘訣と教わりますが、実際には初心者ほど腕と指先に力を入れてクラブをコントロールしようとしてクラブがうまくボールに当たらなかったり、腰や首を痛めてしたりしてしまいがちです。
小さなクラブで静止したボールを遠くに飛ばすためには、実は全身の力を正確にクラブという一点に集中させてボールに伝えるコントロールというか、経路が必要だと思います。このコントロールの向上にこそ、呼吸を整え、体幹の力を正確に伝達する関節の動きが重要になるのではないかと思います。
そして、体幹を鍛えるには、身体の筋肉を鍛錬することが当然必要です。しかし、ただ筋肉質なだけでは上述したような体幹の力をクラブに集め、ボールに伝えるという複雑な運動はできません。そこで、身体の柔軟性の向上を図りつつ、必要な筋肉を鍛錬していくためのトレーニングとして、テクニカルトレーニングのメニューが組まれているようです。
このような理解を踏まえて、これから少しずつ、軟弱で硬い身体を鍛錬していくこととしました。
どのような変化が訪れるのか、自分たちが一番楽しみに少しずつ訓練していきます。その様子をこのブログでシェアしていきたいと思います。少しでも読んでくださる方の参考になれば幸いです。