ゴルフパフォーマンスのクラブフィッティング
私、大賀星二は、現在、ゴルフパフォーマンス神田校の10か月コースに通って、ゴルフ全般の改善を図っている最中ですが、そのカリキュラムの中に「クラブフィッティング」があります。
現在使用しているクラブセットを見直し、より高いパフォーマンスを発揮できるように、一部または全部のクラブを新調し、取り替えるのです。
私の場合、PINGアンサーアイアンとウェッジ(シャフトは重めのスチールシャフトであるダイナミックゴールドS200、フレックスはS)は替えなくてよいと言われましたが、かなりしっかりめの重いアイアンに比して軽過ぎるドライバーとFWを見直すことになりました。
現在の私のドライバーとFW
私が現在使用しているドライバーは、ヘッドはスリクソンZ585(ロフト角9.5°)で、シャフトはダンロップ(SRIスポーツ)純正のミヤザキMahanaの5Sです。FWは7番ウッドのみ使用しており、ヘッドはスリクソンZF85(ロフト角21°)で、シャフトは、ドライバーと同じ、ミヤザキ Mahanaの5Sです。
ミヤザキMahanaシャフト(S)は、重量54g、キックポイント中調子、トルク5.0です。
クラブフィッターでもある清水プロの前で自分のクラブを何回か打ってみて、思い切り振れてないと言われました。私にとっては、クラブが軽いため、思い切り振ると、打球が大きく曲がってしまうので、加減する必要があるのです。これではシングルを目指すのに必要な飛距離が得られなくても仕方がありません。
勧められたシャフト
いろいろ試打した上で、ドライバー用のシャフトとして勧められたのが、ツアーADのIZ-7(S)でした。
シャフト重量72g、キックポイント中調子、トルク3.1です。グラファイトデザイン社のHPを見ると、
「ヘッドの性能を活かせるしなやかな動きとインパクトの強さを実現」
「高初速化を狙ったヘッドの進化に合わせて先端部分には高強度素材を使用し、インパクト時のエネルギーロスを最小限に抑えます。中間部分はしなりを感じられるタイミングの取りやすいシャフト挙動。」
「ベースカラーにはTOUR ADシリーズ初となる“マットブラック”を採用し力強さと精悍さをアピールしています。」
と記載されていました。何やら期待できそうな良い雰囲気です。
現在使用しているシャフトよりかなり重めですが、試打した感じでは、重いというより「しっかりしている」という感じで、なめらかな感じもしました。
機械による計測値ですが、現状の私のスイングのままでも、今使っているスリクソンのドライバーより20ヤードぐらい遠くに飛ばせるようでした。
FWは5番ウッド(5W)を入れることにし、シャフトはやはりグラファイトデザイン社のツアーAD F85(S)にしました。
このシャフトは重量89g、トルク2.8、キックポイント中調子です。
5Wも、現在使っているスリクソンのものよりかなり重いはずですが、重さは気にならず、むしろ加減せずに叩ける感じがして、振りやすい印象でした。
勧められたヘッド
ヘッドは、有名メーカーのものではなく、ミステリーという、知る人ぞ知ると言うか、ややマニアックな印象のある地クラブメーカーのものを勧められました。
具体的には、ドライバーはミステリーCF455ツアー(ロフト角10°、ライ角60°、重心距離40mm、重心角21°、重量196g、体積460㏄、慣性モーメント4320g㎠)、5WはミステリーCHFT511(ロフト角18°、ライ角57.5°、重心高さ21.5mm、重心深度31mm、重心距離33mm、体積168cc、重量215g)です。
ミステリーは、私に先立って、彩子が清水プロのクラブフィッティングを受けて新調したドライバー、ユーティリティ(UT)、アイアン、ウェッジのヘッドに使われていたメーカーなので、名前は知っていましたが、どういうメーカーかは全く知りませんでした。
そこで、帰宅後に同社のホームページを閲覧し、なかなか良さそうなクラブヘッドのラインナップを出しているメーカーであることを知りました。
選んだグリップ
選択肢は多くはなかったのですが、その中で、手の大きい私にも合いそうな大きさの、エリートY360SH(バックライン有り)を選びました。Elite GripsのHPによると、グリップの重量は51gです。
クラブの総重量
以上のシャフトとヘッドとグリップの重量(標準)を足し算することで、新調することになったドライバーと5番ウッドの総重量が算出できるのではないかと思い、足してみました。
新しいドライバー:シャフト72g+ヘッド196g+グリップ51g=319g
新しい5番ウッド:シャフト89g+ヘッド215g+グリップ51g=355g
今使っているスリクソンのドライバーの総重量が302g、7番ウッドが324gです。
新調するドライバーとウッドは、今使っているものより、総重量で5~10%重くなることになります。
新しいクラブが来るのはいつ?
今日(10月20日)カード決済して発注してきましたが、納期は来月25日前後とのことでした。
1か月以上も待つのです!!!
絶好のゴルフシーズンが終わってしまうがな!?とも思いましたが、
この冬、練習場で打ち込んで、名実共に自分のものにして来シーズンに活かすのもいいかなと思いました。
いずれにせよ、楽しみができました。
5番ウッドの別名
ところで、5番ウッドのことを「クリーク」と呼んだりしますよね。
なぜ「クリーク」なのか調べたところ、その昔、鉄製だった頃、打音が”click”と聞こえたことから、クリークと呼ばれるようになったそうです。
現代では、clickと言うと、PCのマウスや指で画面上のスイッチを入れることを想起しますが、それらがない時代からゴルフ用語としてあったということに、ゴルフの歴史の重みを感じた次第です。