渋野日向子が優勝したスタンレーレーディスに見る二重振り子スイング

ティーショット

18番のロングホール(パー5)で行われたプレーオフですが、4選手共ドライバーのフルスイングで、トップからの切り返しで、投げ縄状態となり、低い手元から頭を右サイドに残しながらも、左手の引きと右手の押しで、アッパー気味に猛スピードで振っており、二重振り子スイングをしていると言えると思いました。

セカンドショット

各選手、フェアウェイウッドやユーティリティーを使用せず、アイアンで刻んできました。しかも、フルスイングではなく、スリークウォーター気味の振り幅を抑えたスイングでした。そのため、投げ縄状態かどうかは確認できませんでしたが、低い手元からの引きと押しでヘッドスピードを猛烈に上げていることに変わりはなく、やはり二重振り子スイングをしていると言えると思いました。

アプローチ

グリーン、いやピンを狙うウェッジによるアプローチは、さらに振り幅が小さくなり、テークバックはハーフショットに近い感じで、投げ縄状態は確認できませんでした。敢えてカット(アウトサイン)にヘッドを入れてスピンを増しているようにも見え、二重振り子スイングかどうかも確認できませんでした。それにしても、18歳のアマチュア、佐藤心結(みゆ)選手の約75ヤードのアプローチは高く上がって落ちてきた球が不運にもピンに直撃して、遠くに離れてしまったものの、一番のスーパーショットに見えました。数日後にプロテストを受けるとのことですが、(近い)将来がとても楽しみな選手を発見しました。

この記事を書いた人

seiji

Seiji

経済学部で学んだ知識を使って会計関係の仕事に従事。仕事の関係で始めたゴルフに15年間取り組むも、思うように上達せず。50歳の誕生日を機に、好きなゴルフを中心にした人生を再構築することを決意し、妻の彩子と二人で生活の見直しを図る。会計の仕事を徐々に減らしつつ、投資家ゴルファーへの転身を目指して、日々奮闘中。ゴルフの目標は、3年以内にシングルプレイヤーとなること。現在のベストスコアは、86。