2022年2月5日の投稿です。
「ビジネスゾーン」の学び直し!ゴルフパフォーマンスでの新コーチとの出会いで、現在の自分の位置を再確認した久しぶりのレッスン
昨日は、約1ヶ月ぶりにゴルフパフォーマンス神田店でレッスンを受けてきました。
これまで約1年近く指導を受けてきた清水コーチがご家庭の事情で退職され、新しく店長として赴任された飯村コーチの初レッスンでした。
動画を見て愕然!
これまでの清水コーチのレッスンでは、下半身も使えるようになってきており、体重移動もしっかりできてきたという評価でした。
自分なりに、スコアパーソナルゴルフの新井淳さんの個別指導も一度受けたり、YouTubeでたくさんの動画を見たりしていました。
また、最近飛距離もアップし、ドライバーに高さが出たりと、順調に成長しているのだと自負していました。
しかし、自分ではフィニッシュで左足が伸びないことがどうやっても改善できず、どうしたものかしらという悩みも抱えていました。
そして、清水コーチの退職により、別なゴルフパフォーマンスの店長だった飯村コーチが今回新しい担当になり、レッスンを受けました。
最初に何球かいつもどおりのスイングをしてみて、その動画が撮影されました。
PCの画面に映し出された自分の姿を見た時は、想像とかなり違うので思わず笑ってしまいました。
「あー、やっぱり。ゴルフはそんなに簡単には上手くならないのね。」
一番気になっていた左足は、単にフィニッシュで伸びきらないだけではなく、テークバックからインパクトでかなりガニ股気味になっていました。
最悪!
アドレスの乱れ
さらに、アドレスで肩甲骨が開いた状態で、打ちひしがれたような立ち姿になっていました。
飯村コーチは、「まるでご主人に叱られてがっかりしているようですね。」と説明してくれました。
すかさずに、私、彩子は、「それは、ありません。」
どの部分を否定したかはコーチのご想像にお任せするとして、かなりうなだれたアドレスであることに間違いはありませんでした。
アドレスの時に「脇を締めて」と言われるのは、実は肩甲骨を閉じることなのだとその時気がつきました!
そして、これは、以前から清水コーチにも指摘されていたことでしたが、私の場合、意識しないと骨盤がダラリと下がってしまうことがあります。
これも、飯村コーチからグーっと上げられました。
いつもの楽々アドレスから、一気に窮屈さを感じるアドレスに。
でも、これが正しいアドレスでした。
下半身を使うことと下半身リードの欠如
自分では、下半身も使えているつもりでした。
しかし、画面の中の私は、ほぼ手打ち状態でフィニッシュだけは右足がくるりと回ってそれらしい位置に動いていました。
飯村コーチの評価は、「ほぼ上半身で打っています。」。
動画を見た私も同じ意見でした。
体重移動については、YouTubeの新井さんの動画で見た軸回転の動画で練習していました。
しかし、自分の中で軸回転を意識するあまりなのか、肝心の体重移動はおざなりになっているようでした。
また、飯村コーチが強調して教えてくれたのは、下半身の動きがリードしなくてはいけないということでした。
私の場合、現状では、ほぼ上半身しか使えていないので、当然下半身リードはなく、バックスイングの溜めもほぼ無い状態でした。
この状態には、再度落胆しました。
下半身が使えていないという現実
私の左足がフィニッシュで伸びないことの最大の原因は、下半身が使えていないことのようです。
それに加えて、フィニッシュで顔が思いっきり左に動いてしまうことも一因のようでした。
顔が左に動くことで身体が左に持って行かれそうになるのを、左足が伸び切らずにいることで頑張って防いでいるようでした。
身体って、意識している部分だけでなく、意識していないところで私たちがバランスを失って転倒することのないよう護ってくれているようです。
飯村コーチは、これらの現状の課題を指摘した上で、その解決策として幾つかのドリルを教えてくれました。
今回は、ある意味ショック療法的でもありましたが、正に今の自分に必要なことを教えてもらうための時間でした。
ドリルについては、下記の宿題ドリルで紹介します。
ビジネスゾーン再習得へ
ゴルフパフォーマンスは、小原大二郎プロが経営するゴルフスクールです。
そして、その小原プロがご自身の体験から最重要視していることが、ビジネスゾーンの習得です。
「ビジネスゾーン」とは、腰の高さの小さなスイング、バックスイングでクラブが地面と平行になるところからフィニッシュも同じ位置のスイングです。
なぜ、その小さなスイングがビジネスゾーンと呼ばれるかというと、それをマスターすればプロとして食べていけるからだと聞いたことがあります。
片山晋呉プロが最近のYouTubeで、今でもビジネスゾーンの練習をしているという発言を聞いたと飯村コーチが言っていました。
それくらい、初心者でもプロでも大切とされるスイングです。
私も最初の頃にこれを教わったのですが、自分の中ではそれほど重要という意識は持っていませんでした。
むしろ、最初の頃のドリルの一つという程度の印象です。
しかし、飯村コーチは、ここを疎かにしてゴルフの上達はないと言わんばかりにビジネスゾーンを教え始めました。
そこで、私が記憶していたビジネスゾーンをやって見せました。
「全然違います。」、とコーチの顔が言っていました。
私は、体重移動ができておらず、腰から始動のタイミングが掴めていないだけでなく、ゴルフパフォーマンスの指導の主眼であるビジネスゾーンも身についておりませんでした。
もうこうなると、降参して、笑ってやるだけですね。
飯村コーチは、50分というレッスン時間をフルに使って、今の私に必要なことをほぼ万遍なく教えてくれました。
ビジネスゾーンについては、YouTubeに小原大二郎プロの動画がありましたので、シェアさせていただきます。
宿題ドリル
体重移動について
「フォーワードプレス」という手法を教わりました。
アドレスで固めた静止状態からテークバックをしようとすると、どうしても手だけでクラブを上げてしまいがちです。
それは、身体の性質からきているものだそうで、身体が固定されるとその時点で自由に動かせるのは手だけになります。
そこで、最初に(テークバックの前に)敢えてクラブをフィニッシュの方向に打ち出し、戻しながらテークバックをするのです。
これにより、手打ちが防止できるとともに、私の場合には体重移動の練習も合わせて行えることになります。
さらに、一度だけで終わらせずに、クラブを左右させながらインパクトのところで膝を伸ばすように意識します。
これはブランコの立ち漕ぎと同じ原理だと説明されました。
このブランコで立ち漕ぎとインパクトで足を伸ばすという練習は、何度やってもできませんでした。
飯村コーチも、これについては一旦諦めたようでした。
でも、フォワードプレスで体重移動をしながら手打ちを防止するドリルは、今回の宿題の一つとなりました。
下半身リードについて
クラブを両手で持って、手首を曲げずに時計回りに8の字を描くドリルが紹介されました。
これは、クラブの重さを使って、腰を動かしながらクラブをリードする練習で、下半身から動かす訓練になるそうです。
YouTubeで「ゴルフ ドリル 8の字」で検索したら、鈴木真一さんという方がちょうど身体の使い方について説明している動画が見つかりました。
これは、どうやら、体重移動や下半身リード以外にも身体の使い方や向きについても効果があるようです。
早速、今日からガレージで練習したいと思います。
ビジネスゾーン
ビジネスゾーンについても、飯村コーチが一球ずつボールをマット状に置いてくれて、練習しました。
体重移動を意識しながら(センター、センター、左)、クラブを膝まで上げて、手首を返さないように意識しつつボールを打ちます。
この時に、当てようと意識せずに打ちます。
打ち出しは、左前へと意識して打ちますが、結果として真っ直ぐな方向にボールは打ち出されます。
このシンプルですが、難しいビジネスゾーンを時間の許す限り行いました。
これを自宅で練習してくることも宿題です。
気付き&今後の課題
今回のレッスンは、私にとっての2022年初のレッスンでした。
レッスン前は、コースに出ながら今の状態をできるだけ向上させるという漠然とした目標しかない状況でした。
しかし、僅か50分の飯村コーチのレッスンで、ハンマーで頭を殴られたくらいのショックと目覚めがありました。
自分の課題はこれなんだと認識し、ショックよりもこれから先にやれることがたくさんあることに凄くワクワクしました。
やはり、実際に自分の姿を客観的に見てもらう必要があることを再認識しました。
具体的な課題を得て、これを改善、克服できるように日々の練習をして行こうと思っています。
そして、それによってスイングにどんな変化が現れるのかを、楽しみにしつつ、焦らずに頑張りたいところです。
ゴルフは宇宙と同じと言った人がいます。
答えも無ければ、終わりもない。
宇宙もゴルフも知れば知るほど面白い、そんなところも共通しています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます!