東京の住居の拠点としていたマンションの退去が完了しました。空っぽになった部屋を見ると、いろいろなことが思い出されます。これから事務所の整理をして、来週には北関東の自宅で新しい生活をスタートさせられそうです。
家具は分散しました
今回、全ての家具や部屋に置いてあるものを移動して使用することはできませんでしたので、使用継続するもの、処分するものを分けて、運び出しました。できるだけ使えるものは使おうと知恵を絞ったのですが、如何せん場所を取るものは、最終的には廃棄処分してもらうしかなく、新しい家具を買う時にはよく考えなくてはならないことを再度実感しました。
ソファなどの長めの家具を別な場所に移動させる時にはご注意!
ソファはそのまま東京に残して、事務所の大型デスクを北関東の自宅へ移動した後に配置する予定でした。
ところが、事務所の玄関から中に入った最初の角までの距離が短くて、ソファを立ててもターンが出来ず、玄関から中に入れることはできませんでした。外から入れることも階数が高すぎて無理な状態で、廃棄処分か北関東かの選択を迫られましたが、北関東のリビングのテレビの前を塞ぐ形で残すこととしました。
この時も、嫌な顔一つせず、笑顔で変更に応じてくれた業者さん(トライズ)には心から感謝しました。
ソファなど、部屋に搬入できたのだから搬出も別な部屋への搬入も可能だと気軽に考えるのは危険だということを痛感した出来事でした。これから私たちが引越しすることはもうないとは思いますが、やはり、事前に移動経路を具体的に確認することは必須でした。ヤマト運輸の家財便を利用するような感覚で、縦・横・高さだけを測って、運搬は可能と判断するのは早計だと思いました。これは今回の一連の引越し・移動作業の最大の学びでした。
当初、より多くの家具を処分する予定で計画を進めてきましたが、都会だからなのか、オフィス家具や自宅家具でも少量で引き取りに来てくれる業者はほとんどなく、ようやく見つけた業者の出した見積もりが、不用品の処分だけで10〜15万円という見積もりでした。これには、計画の再考を迫られました。
それを機に処分を減らして、気に入っているものはできるだけ使おうというように自分たちの中で方針が変わりました。それなりに気に入って買ったものだし、まだまだ使えるものなので、無理でなく使えるものは自分たちのこれまでの生活を見直して使おうということになりました。そう考えると、処分に高額な見積もりを提示してくれた業者さんのお陰で、方針転換ができたとも言えます。
また、方針転換を決めてから、「くらしのマーケット」という小規模な業者さんのネットワークを知り、こちらの希望を全部一度に叶えてくれる業者さんを見つけることができました(トライズという横浜の業者さんでした。)。
人生に無駄はないとよく言われますが、自分の方針や考えに修正が必要なときに気づかせて貰えるように不都合なことが現れるのかもしれません。そうだとすれば、困ったことは実はより良いことへの入り口なのかもしれませんね。
現在は、事務所に運び込んだたくさんの生活用品に埋もれながら、仕事しています。大事な書類はまとめておいているので、取り敢えずの不都合はありませんが、ここ2日くらいで頑張って整理をします。
その後は、北関東の自宅へ戻って整理です。
短期間に様々な変化が起こっていますが、人生にはそういう時期もあるものと受け止めて、まずは片付けます。
断捨離を実践していますが、それについても色々な思いが湧いてきます。それについてはまた後日書かせていただきますね。本で読んだことを実践するのは、それなりの苦労、苦痛も伴うものだというのが感想です。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます!