いつもゴルフレッスンに通っている神田に、創業昭和22年という老舗の鰻屋さん「きくかわ」があります。
ランチの頃にはいつも外で行列ができていて、前から気になっていたのですが、数日続いた暑さで食欲も減退気味でした。
それで、今日レッスン後に星二と二人、初めて神田きくかわに行ってみました!
基本情報
きくかわでは、産地から運ばれてくる新鮮な鰻を東名高速・用賀インター付近にある上野毛店の地下水で1〜3日休ませてから各店舗に運ぶそうです。
こうすることで、鰻は泥を吐き出し、身が引き締まるのだそうです。
そして、きくかわの鰻はお重いっぱいに広がっています。
特に1.5尾のお重が人気だということです。
これは、創業以来の伝統だそうですが、鰻を堪能したい時にはぴったりです。
お店の所在(地図とアクセス)
お店の外観と店内の雰囲気
メニュー
本日のオーダー
お店に到着したのは、夕方の5時すぎでしたが、この時点ですでにうな重のロ(鰻1尾半)は売り切れでした。
星二はガッカリでしたが、代わりに「ほねの唐揚げ」とビール、そして日本酒も頼みました。
食事を終えて
神田きくかわの創業当時から変わらない鰻に対するこだわりは、地下水につけて鰻を休ませることだけではないようです。
ホームページに詳しく載っていたので、一部引用して、紹介します。
鰻の割きかたについて、関西と関東では違うそうです。
関西では、鰻の腹から割く(さく)そうですが、江戸では「切腹」という言葉を嫌って、背中から割くのだそうです。
また、関西風は、蒸さずに焼くのでパリッとしているそうですが、江戸前は、まず白焼をして、そこから一旦蒸して、そして、タレをつけて再度焼くそうです。
江戸前の特徴は、淡白で柔らかいのが特徴だそうです。
神田きくかわでは、注文を受けてから蒸し、その後、タレをつけて炭火でじっくり焼き上げているそうです。
また、その際には、竹串ではなくピアノ線を束ねた特注品の金串で焼くそうです。
これは、熱伝導に優れ、内側からもじっくり熱せられるので、ふっくら仕上がるとのことです。
また、タレには砂糖や味醂ではなく、蓮華の蜂蜜を使っているので、味にくどさもないようです。
確かに、あっさりした味わいのタレでした。
また、ご飯は、普通盛りの他に無料で大盛りにすることも、小盛りにすることもできました。
星二も楽しみにしていた1尾半のうな重は、やはり人気のようです。
メニューには、仕入れにより2尾ともなっていたので、運が良ければ2尾の日もあるのかもしれません。
鰻自体も柔らかくて美味しく、あっさりしていながら食べ応えも感じられるものでした。
また行ってみたいと思うお店です。